ストーンウォールの作品情報・感想・評価 - 37ページ目

「ストーンウォール」に投稿された感想・評価

He

Heの感想・評価

3.5
賛否両論あると思うし、実際にボイコット運動なども、起こったが、何かのきっかけにはなると感じる
pomme

pommeの感想・評価

3.5
ストーンウォール事件というのをこの映画で知り、調べてみるとゲイパレードはこの事件から生まれたものだという。ストーンウォールというバーも、NYにあるこのストリートのことも、日本で普通に生活してたらわからないことだらけだった。そういう発見、理解ができたことはよかった。
あの時代、社会でマイノリティーが生きていくのは今では考えられない程大変だったと思う。このような事件や運動がなければ社会は変わらない、と思い知らされ悲しくもなった。

本国では主人公について色々問題になってるみたいだけど、“史実に基づいて作っているフィクション”ならありかな。でもこの作品で、ストーンウォール事件やLGBTの権利を広めるということなら、やや難あり。でも、こういう事件があってLGBTの人々が市民権を得ていったということは、多くの人に知ってもらいたいと思った。

あと、とにかくレイが魅力的で、ずっと見ていたくなった。脆さ、繊細さ、強さ、華麗さ、全部魅力的だった。
構成では、はじめのほうの時間軸が分かりにくくて少し混乱…
sat3tas

sat3tasの感想・評価

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ストーンウォールの反乱について。
そして本作品の賛否について。

予習してから観賞しました。

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史実と異なる部分があるとのことですが、実際にこのような出来事があったこと。

その出来事がきっかけで今の時代があることを私たちは知るべきだと感じました。

ただ129分。

もっとぎゅっと出来たのではないかと。

主人公の家族や故郷、またはストーンウォールの反乱のどちらかにウェイトが置かれていれば、もっと響く作品になったと思いました。

とても大事なテーマなだけにもったいない気がしました。
カーテンを衣装にする黒人の人の演技が良かった。
レイ役の人もすごい良かった。
 こう言う映画が無ければ、1969年に「ストーンウォール」と言う場所でホモセクシュアリティの人々が初めて暴動を起こした事によりLGBT権利運動が世界に広がりった事も、ローランド・エメリッヒ監督がゲイだと言う事も知る事は無かっただろう。そういう面で見れば、映画は知らなかった事実を伝えるツールとしては素晴らしいと思う。
 だが、描かれている内容に第三者が心打たれなければ単なる事実でしかないと、観賞後に虚しさが残った。

 今年公開された中で、ホモセクシュアリティを扱った作品だと「キャロル」を思い出す。自分が男なだけに語弊があるかもしれないが、ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラの絡みは尊く印象に残っている。たが、本作では「監督は本当にゲイなの?」って思うほど、男同士が恋に落ちるような色っぽさや魅力が感じられない。プロコム・ハルムの「青い影」が流れては、ゲイの権利向上の為に活動するトレバーが登場するシーンにはあからさまで笑ってしまったぐらいだ。本作のヒロインとも言える(ポスター見た時は本当に女性と思った)レイ役のジョニー・ボーシャンは美形なのに…ありのままの自分等を楽しんでいる様子には羨望するも、許されない関係を求めてしまうどうしようもない気持ちを見せて欲しかった。
 そもそも、主人公が白人のジェレミー・アーヴァインってのもどうかと思う。マイノリティを差別するのは白人だし、暴動が起きたところで白人警官は白人を逮捕せず黒人を逮捕した事実はこれまでの歴史が物語っているのに…。
 傷つき生きづらい自分を奮い立たせて前を向く青春映画としても、反乱を描いた内容としても微妙で、作は本作はただ事実を知るだけに終わるだろう。

 また、ローランド・エメリッヒと言えば、これまで「インデペンデンス・デイ」や「デイ・アフター・トゥモロー」と言ったディザスタームービーも作り上げているのにも関わらず、本作でのストーンウォールの反乱は規模が小さくて、事実としては歴史的かもしれないが物語としては心が震えない。どうせ描くなら、この暴動の後に何万人もの人々が参列したデモを強調して欲しいと思った。
 仮にあの反乱の描き方を良しとしてもだ、「ゲイであることは犯罪」「同姓愛行為は病人扱い」と迫害されているのに、暴動のきっかけがあれには肩透かし。あの人たちの怒りは、その程度のもんじゃないだろ?

 終盤にレイがクリストファー・ストリートで佇む姿には、この暴動の後も世の中が未だに差別が続いている事実を見透かしているようで、虚しい。
skooooone

skoooooneの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

1969年、NYにあるゲイやレズビアンの街"クリストファー・ストリート"で起きた"ストーンウォールの反乱"に基づいて作られた作品。

この作品を見て思ったのが、"人それぞれ"とか"みんな違ってみんないい"なんて言葉は一種の妙諦のように社会に蔓延している。その一方で、どんなに取り繕っても、自分と異なる者を差別し、疎外する心もまた多くの人が秘める心理だということ。

作中、男装したレズビアンが警察に捕まりそうになって、"見ていないで助けて!"と叫ぶシーンにはレイやダニーだけでなく、誰もが色んな場面を想像してハッとさせられるような気がする。

賛否両論あるのは映画なんだから当たり前。監督も人々の意識に一石を投じる映画にしたかったんじゃないかと。難しいことは抜きにして、観るべき意味を持つ映画の一本であることは間違いなし!
ささき

ささきの感想・評価

3.3

このレビューはネタバレを含みます

せっかく試写会で観たからいつもより真面目に(笑)

まず当時のセクシャルマイノリティーに対する差別が酷すぎて悲しくなった。

主人公のダニーの気持ちてきなところがあまり掴めなかった、なぜいきなり暴力的な方法に走ったのかわからなかった。

最後に、登場人物のその後が書かれてるところで、エドがゲイ解放をリードしていった、みたいなのも、なんで悪いことをしてた彼がいきなりヒーローみたいになってるのかも謎だった。

この反乱を知らなかったけどここから同性愛者の権利獲得に繋がったんだと思うとすごい重要な事件なのがわかる。
日本はもっと同性愛者の人たちがオープンになれる社会にならなきゃだと改めて思った。
yurih

yurihの感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

差別される側も、差別してしまったと気が付いた側もつらそうで苦しい。

横一列になって、みんなで歌って踊るシーンでは涙が止まらず、この映画を好きになった瞬間でした。

分かりたいなと思いながらも、なかなか主人公に共感出来る部分は少なかったけど、後半に昔より幸せだ、みたいなことを言っていて、昔より幸せなんだ、それなら良かった、と思ってほっとした。
有酸素

有酸素の感想・評価

3.6
映画を知るきっかけは好きな俳優がキャスティングされていたからで、本国公開前からSNSで様子を伺っていたらみるみる雲行きがあやしくなりいつしかボイコット騒ぎに。ツイッターには否定的なハッシュタグが並んだり、ロッテントマトは驚愕の9%

かなり覚悟して試写会に挑んだけど映画自体はのめり込んで観ることができた。時代が移り変わる瞬間が危うく描かれていて興味深かった。

気になるのは主人公のキャラクター性の頼りなさ。
彼は一体何を表していたのだろう。何を愛そうとし何に怒っていたのだろう。
"名も無き"改革者のひとりとして描くあまり様々な要素を盛り込みすぎた印象もあれば
指摘されるように意図的に事実の捻じ曲げを行なっているようにも見える。

この題材を挙げてこの評価になってしまったことが本当に残念。
ただ、不評だからとこの映画を避けることでこの史実から遠のいてしまう人がいてはいけない。

このレビューはネタバレを含みます

試写会参加させていただきました🙈

私は卒論で同性愛について書いていて、ストーンウォールの反乱について知っていた上で鑑賞しました。映像の描かれ方がきれいで、授業や文献よりもリアリティをもってこういう事実、時代があったことが伝わってきて、その時の世界観みたいなものが感じれる作品でした。

たしかにアメリカでの批判やレビューでもあるように、物語がフィクション化されていて、どこまでが事実なのか脚色なのかわからず、せっかく多くのリサーチやインタビューから制作しているのにそれが反映されていないのはもったいないなという印象を受けました。

でも監督自身がゲイだということもあってか、主人公の心の葛藤や動きが表情など繊細に描かれていて、つい感情移入して涙が溢れました。最後も全て解決した訳ではないけど、希望が見える終わり方で、だれもが共感できる気持ちが詰まっていると思います。終盤、ぼくたちってなんだったんだろうっていう言葉に対して主人公がthat was kind of loveっていうsceneが素敵だなあと思いました。

この映画がより多くの人、特にセクシュアルマイノリティに知識のない人たちに届いて、マイノリティの人たちへの理解、社会への問題意識が広がってくれたらとても嬉しいです。