メタ壱

オーマイゴッド 〜神への訴状〜のメタ壱のレビュー・感想・評価

4.0
地震によってお店を失ってしまったガーンジーは無神論者。
保険会社から天災は保障の対象外だと言われ多額の負債を抱えた彼は、天災を起した神を裁判所に訴える事に!

自分の、宗教や神への認識の浅さを痛感させられた作品!
僕は無神論者。
神様なんて存在しないし、聖典なんて人が作った物だし、宗教なんてフィクションの上に成り立った習慣、そんな風に考えていました。
そういう考えが変わったという訳ではないんだけれど、そうやって単に否定して切って捨てるのは浅はかな事だったと気付かされました。
何事もネットやテレビで見ただけで世の中の事を知った気になるのは良くないですね(笑)

もちろんこの作品を作ったのは神様じゃなくて人間だし、人によって受け止め方は違うとは思うけれど、本作の宗教や神の描き方はとても深いし、真理をついているような気がするし、なにより面白い!

裁判モノとしても見応え十分で、宗教というセンシティブなテーマを笑って愉快で痛快なエンタメに落とし込めるのは流石のインド映画!

ってか、大型バイクに乗って颯爽と現れるナイスガイな神様とかカッコよすぎない?(笑)
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