Ririco

オーマイゴッド 〜神への訴状〜のRiricoのレビュー・感想・評価

3.8
「神像売ってる無神論者の主人公が神様を相手取り裁判沙汰」という概要のクソ映画感から想像つかないほど、意外とちゃんとした内容で驚いた。宗教とは何か、信仰とはどういった行いを指すのか、寺院の役割、かなり考えさせられるし、まるで数百年前ヒンドゥー教がイスラムに偶像破壊に遭ったときの再現のようなシーンもあって興味深かった。

とはいえインド映画だからもちろん突然歌って踊り出すしボリウッドらしいセットのチャチさが満載で素敵でした。神様の奇跡魅せるアイテムが地方の土産屋に売ってそうなキーチェーンだったの笑っちゃった。ちゃんとギャグ!
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