宗教ビジネスやへの皮肉と風刺が利いたコメディ。
信仰のあり方についてもちょっと考えさせてくれる。
インド映画らしい歌や踊りもありつつ、インド映画らしからぬ普通の長さの上映時間（笑）で観易かった。
町で唯一地震の被害を受けた、現実主義者で神には懐疑的な主人公カーンジーが、保険会社から
「天災には保険金がおりない」
と言われたことをキッカケに、神を相手に訴訟を起こすことに。
明らかに徳のない怪しげな宗教家たちとカーンジーのバトル（と言っても裁判だから論理対決）が笑える、聴衆から悪者扱いされたり応援されたり二転三転するカーンジーの立場にハラハラ、本物の神様まで登場して楽しかった！
（追記）
カーンジーをぐいぐい導くんじゃなく、ただただ嬉しそうにニコニコ見守るクリシュナー（神）が良くってね…。
クリシュナーのファッションもツボだった。
