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ハッピーエンドの選び方のmitoのレビュー・感想・評価

ハッピーエンドの選び方(2014年製作の映画)
4.0
軽い気持ちで観たら、思った以上に面白かった作品、1本目。

老人ホームを舞台に、末期の病を患う老人の安楽死、尊厳死について。
痴呆症による自我の死について、人の人生の終わらせ方を、昨今のエンディングノート系の作品とはまた違うタッチで描く。

テーマの割に前半は登場人物の濃さやブラックなジョークの多さでウィットに富んでいる。

後半は主人公の奥さんの痴呆が進んだり、仲間達が仲違いしたりと少しシリアスになるが、全編通して人生の終焉を描くので涙ポイントは多い。

奥さんの痴呆の演技が異様に上手かったのが驚いた。あの視点が定まらない感じとか。
しかし、この映画の中でもそうだったけど、痴呆は身内の人間が一番受け止めるのが辛い。ホント。