津軽系こけし

マックスと犬の津軽系こけしのレビュー・感想・評価

マックスと犬(1912年製作の映画)
3.2
持つべきものは犬


・マックス・ランデー作品初鑑賞
・チャップリン以前の喜劇王
➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖

🔷チャップリンより以前に活躍したフランスの喜劇王”マックスランデー”の短編映画。チャップリンや、マックセネットなどに影響を与えた人物です🥸🥸

🔶その容姿はチャップリンを彷彿とさせるようなチョビ髭に帽子というスタイルで、本編では妻の浮気を疑って犬の監視をつけるという、なんとも阿呆らしい一面を見せます。

🔷しかしなんと、妻の浮気現場を目撃した犬が、受話器を手(前足)にとりランデーに「ワンワン」とその旨を伝えるのです。電話に出たランデーも「それは本当か!」と自宅へ急行します。

なぜ通じる……🤦‍♀️🤦‍♀️🤦‍♀️


🔶利口なのだか、馬鹿なのだか、しかし現実をひょうきんさでもって痛快に解決する姿は、後の”後継者”たちにも受け継がれている。

➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖

🐕まとめ🐕
主人公が罪人側でなく、断罪者側というのが時代を思わせる。チャップリンの映画だったらあの間男がチャップリンに該当しそうなものだが、そこは時代なのかしら
津軽系こけし

津軽系こけし