おソノさん

天空の城ラピュタのおソノさんのレビュー・感想・評価

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)
5.0
少年冒険もののお手本のような作品。亡くなった父の夢、目指す場所、すごい力を持つ石、守るべき可憐な女の子、その子の家に伝わる呪文、盗賊、世界征服を目論む敵、軍隊、飛行船、ロボット、そして滅びの言葉。ゲーム的なワクワク要素の見事な詰め合わせ‼︎
それをこんなにテンポ良く、楽しく、幻想的に描かれちゃあ、男のコに限らずそりゃあ大好きになります。
ジブリの他の敵キャラ、クシャナとかエボシとかには、そちら側にもそれなりの立場とか背景があり、そういう葛藤も面白いけど、このムスカは単純明快な悪。分かりやすっ!最高!(だからあんなにいじられてww)

ちょっとシリアスな場面に挟み込まれるドーラ一家のコミカルなやりとりが最高。ジブリには戦う女性キャラが多くいて、ラピュタはこのドーラおばさんがそのポジション。むっちゃ豪快で強いのに、パズーとシータの会話を盗み聞きしたり、髪の毛を切られたシータを心配する母のような優しさに心がポッとなる。

全場面が好きすぎて、大学の寮の文化祭みたいなので、同じ階に住んでたメンバー全員でラピュタの劇をやりました。お酒飲みながら1ヶ月くらいみんなでセリフを覚えた日々が泣けるほど楽しかった。ちなみにわたしは飛行船の技師のじーさん役。「わしのかわいいボロ船が…」は名言。