また見てしまった。何回…十何回?見てるはず。
パズーが好きなので今回は言動に注目して見た。
そしたらシータへの気遣い、気配りに隙がなくてやっぱりキュンとしてしまう。行動だけでなく精神的にも支えてくれる。
こんなに色んな角度から人に優しくできるパズー、海のように心が広いんだろうな。しかもわざとらしくない。
今回思ったのが、ドーラが何回も「男なら」とか「女は」と性別を強調していた。その割にはみんな男女関係なく色んな役割を担っていた気がする。できることは自分でやる、適材適所という感じがして良いなと思った。
私が生まれる前からある作品なのに、ストーリーがとんでもなく完成度の高い作品。ジブリが一番勢いのあった頃。こんなに色々詰め込んで破綻しないのがすごい。やっぱり駿はすごい。頭の中どうなってるんだろ。何を見て育つとこうなるんだろう?
あとやっぱり、音楽の素晴らしさ。こんなに切なくなったりドキドキさせるメロディーを生み出せる久石譲。この人がジブリと出会ったことが奇跡だなと、運命についても考えてしまう。
なんか、昨今の希望が見えない世の中に元気を与えてくれる気がする。こういう作品が、今の若者に活力をもたらすのではないか。
映画って、古いから古臭いではないんだな。いつ作ったかで良し悪しは決まらない。
また見よう。
20240830