Melko

天空の城ラピュタのMelkoのレビュー・感想・評価

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)
4.0
マークしてなかったジブリの名作をレビュー Part 3。

これぞ冒険譚!の傑作!!
子どもの頃は、パズーとシータの冒険物語、以上。な感想だったのが、時を経て見てみると、
高度な文明を持ちながらも朽ちたラピュタの悲哀
父親の想いを継いでラピュタを探すパズーの執念
ドーラのさすがの肝っ玉ぶり そして
自分がいないと作動しないペンダントのせいで、ラピュタと、それを狙う人々、巻き込まれる人々の色々な想いを一挙に背負ってしまうシータの計り知れない苦しみ
に圧倒させられる。
これは吹き替えた声優陣の功績だと思う。

レンガの上にバシン!と叩きつけられても死なないパズーの強靭さとか
そんな老朽化した線路の上なら車で走ると落ちるだろとか、色々思うことはあれど、おかまいなしなテンポ感が、そんな些細な疑問は吹き飛ばす。

ラピュタパンがやっぱり美味しそう。子どもの頃からの憧れ。

「おばさんたちの縄は、解いたよ」
のパズーの顔が、イケメン…!!!
「ここはお墓よ。あなたとわたしの」
と言えるシータ。。あなたいくつ??
「40秒で支度しな!!」
惚れる!ドーラ姐さん!

雷がバリバリの雲の中で、パズーは、父に会えたのだろうか。
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