20センチュリー・ウーマンの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 170ページ目

外での息子の顔は、一番近くで愛情を注いでいる母はみることができなくて切ない。
母と息子の話、そして、女性のいろいろな生き方の話。ゆったりとしたテンポで、いろんな人の生き方を説明してくれることでいろん…

息子のことを理解するために、息子が好きな音楽をきいたりクラブに通ったりする母。
異世代の文化を理解するのは結局は難しいけど、「理解できるかできないか」以上のものが母から子に注がれる眼差しには通ってい…

「サムサッカー」の監督、マイク・ミルズ！
マルク監督の半自伝的映画なんだってね、驚いたのは1979年っていう舞台設定なのに現代チックなテイストになってた事！でも観やすい！

この映画の色味がとっても…

家族や友人を交えて、性についてあんな風にオープンに話せるのがすごい。
ザ・日本人の私には、見ていてちょっと恥ずかしくなっちゃうくらいでした。

母親の息子への思い…中々上手い具合に伝わらなくってもど…

母親の苦手な所も良い所も全部詰まってて共感できる。
不思議な人間関係だがとても心地良い気持ちで最後まで観れてしまった。
監督としてしかグレタ・ガーウィグを知らなかったが、女優としてもとても素晴らしか…

「僕らは土から生まれた　土も僕らの体も星くずでできてる　つまり　土に触れることは　母なる地球に触れることだ」

「きれいな音楽は社会の腐敗を隠す」

書き留めておきたくなるような言葉で溢れた映画だっ…

母である前に女で人間で、自分のようになってほしくなくて周りの力を借りる
それでも不安や懸念があって、時代についていけんくて、
口出ししちゃう母の気持ちも分からんでもない
理解し切ることはできへんのや…