TakashiM

20センチュリー・ウーマンのTakashiMのレビュー・感想・評価

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)
3.9
先週は外出が多くて観賞時間も多く、久々連投・・

15歳の少年、その母親。
近所の幼馴染みの女の子。
居候の年上女子。
あと近所のおっさん。

この5人がそれぞれ絡み合い、主に中二病で思春期真っ盛りの少年が少しずつ成長していくだけの、そんな物語。

母&年頃の息子。
息子からすると、この頃の母の小言が一番やかましい。
母は、息子との距離感の取り方に詰まってしまい、女子2人に、息子がいい大人になるよう支援してほしいと依頼する。
息子からすれば、まさに余計なお世話だよね笑


年頃男子&夜部屋に忍び込んでくる可愛い幼馴染。
「あんたが性に目覚めてめんどくせえわ」と言いつつ、自分のエッチ体験談を語りにくる異常性。
少年、かなりナメられてます。


全体的にぬるーいゆるーい展開なんだけど、人間臭くて飾らない会話が心地よいのと、少年の成長っぷりが楽しくて、全く飽きずにまったり観賞できました。

多感な年頃の少年が、ほんの些細なきっかけで、人間的に成長する瞬間が感じ取れる。
あ、こいつ今の会話で学んだな?とか、今回の一連の出来事から成長したな、とか。

なので少年は、映画の前半と後半で、反抗期の前後のように変わってる。


ちょうどうちの次男が、ここ最近反抗期抜けそうな感じで、いろいろと共感できたのも楽しめた要素としては大きいか笑
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