アタフ

20センチュリー・ウーマンのアタフのレビュー・感想・評価

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)
3.3
『20センチュリーウーマン』という題名の通り、20世紀を生きる女性を描いた映画。ただ主人公は女性ではなくシングルマザーに育てられる1人の息子の15歳のジェイミー

彼は幼馴染がエル・ファニング演じるジュリーであり彼女とはいつも一緒に寝ているほどの仲だ、今作でもエル・ファニングの美しさは圧倒的であり、もはやエルフや妖精などの類の存在ではないだろうか!?
そして同居人のグレタ・ガーウィグ演じるアビーからはパンクについてや性についてを教えられる。男にとってはなんとも羨ましい境遇のジェイミーが、彼女たちから影響を受けながら”複雑な時代”の1970年代を育っていくという話。

穏やかな情景が印象的な映画でしたが、1970年代のアメリカというものを理解できていないとこの映画は分かりにくいのかもしれません。実際僕もどう受け取っていいかわからないシーンが結構ありましたし。また刹那的な青春を描いた映画でもあったような気がします、ラストの彼彼女らのその後を観ていると…

そしてこの映画が僕に教えてくれたことは、生理は英語で"Menstruation"だということ。
アタフ

アタフ