何も前情報入れずに鑑賞。
15歳の少年ジェイミーがマイク・ミルズ監督だったとは!
だからなのか、すごく距離感の近い、身近な作品に感じた。
幼馴染みでジェイミーが恋するジュリー(エル・ファニング)。
フォトグラファーでパンク好きのアビー(グレタ・ガーウィグ)。
片親であるという罪悪感と不安から、ジュリーとアビーに彼を育てることに協力してもらう母親ドロシア(アネット・ベニング)。
この3人の女性皆が悩みを持ってて、でも芯が強くて、素敵だった。
彼女たちのそれぞれの視点によって、ジェイミーは男性としてのあり方、女性についてのあらゆること、音楽などを教えられる。
ワルいこと、15歳の少年に教えるには早いことを教えてしまう彼女たちだけど、とても真摯にジェイミーに向き合う。
そして決して肯定ばかりでもないけれど愛情のある教育に、マイク・ミルズ監督はきっとかけがえのない経験をしたんだろうな。
サンタバーバラという美しい街、彼らが車に乗っているときの特殊な色彩、そしてファッションや家、車...。
ミルズ監督のファンになってしまうのにこれ以上ない一本だった!
グレタ・ガーウィグの赤髪が超クール!
ジェイミーを演じたルーカス・ジェイド・ズマン(2001年生まれ!!!)もポスターではあまり印象に残ってなかったけど、優しくて大人びた表情が良かった~!
エル・ファニングは相変わらず天使。
ちょいワルだけど天使。
かわいかった~!