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20センチュリー・ウーマンのindieのレビュー・感想・評価

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)
5.0
多種多様な考え方を知っても個人の人生として進んで行くのか。

1979年当時の人々の趣味・娯楽と主張を通して各年代毎の意識の違いとそれ等の許容が描かれる。
其々が困惑しながらも受け入れたり馴染めなかったりしつつ愉しめたコミューンの僅かな時間を愛情たっぷりに提示してくれる。
人に教育をするという事は教える側の価値観・理想の押し付けである事を解りやすく観せてくれると共に一々笑わせてくれるエピソード群の素晴らしい演出力、ライブハウスの輝きを感じさせない猥雑さ、フィルム感溢れる車の疾走シーンそして写真として持っておきたい程のオープニングと数々のシーンに画面に没入しずっとノンビリしていたくなる程の没入感。
最高の作品!
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