Saki

20センチュリー・ウーマンのSakiのレビュー・感想・評価

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)
3.8
切っても切れない"家族"という社会グループと、そのご近所さんたちは、年齢も性別も違うものですからそれはそれは不思議なグループです。
そんな中でのことだから、嫌だといっても諦めたくてもそうすることができない悩みや問題があるわけなのです。
だからこそ、どの人にも共感できる部分があり、理解不能な行動に一喜一憂したのでした。

しかし、今までのどんな映画より、時代背景や人間性に強ーく"アメリカ"を感じた映画でもあり、なぜかエモーショナルな気分になりました(なんでなんだろ…なんでなの⁉︎?)

ある程度育った子供なんて、親が何かしなくたってたくましく育つ。
自分の意思で友達も選ぶし将来も決めてく。
親が導くなんていう義務はないはずなのに、あるかのように振舞っている。
むしろ構いたくなっちゃうんだろうね。
親子って、何でも分かってるようで、一生理解できないんだろうなぁ…
Saki

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