まさなつ

20センチュリー・ウーマンのまさなつのレビュー・感想・評価

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)
3.6
初、マイク・ミルズ。評判の良さにつられ鑑賞。

70年代終わりのアメリカ。40歳で男の子を産んで、夫とは離婚。一人で子育てしている母親と息子の話。

息子が思春期を迎え、どう向き合っていいかに迷い、部屋を貸してるパンク姉ちゃんと近所の幼なじみの年上少女に教育係を頼むって、それも少女はエル・ファニングときては、まあ羨ましいやら危険やらで、、案の定な方向にも行きそうになりながらも、この息子は結構しっかりしてて、そもそもそんな教育係は必要ないのに、片親ゆえにそういう心配をするのだろうか?

この4人に、もう1人部屋を貸してる男がからみ、疑似家族のようなちょっと変わった関係が続く。みんな結構ユニークで訳ありなキャラで、笑えたり、しんみりしたりしながら話が進んで行きます。合間にニュース映像なども挟み、ノスタルジックな雰囲気もあり、中々面白いです。

評判いいので期待し過ぎたのか、そこまではハマれなかったですが、センスの良さは感じたので他の作品も観てみようと思います。
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