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20センチュリー・ウーマンのkumaaaaaakoのレビュー・感想・評価

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)
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 「サムサッカー」「人生はビギナーズ」のマイク・ミルズ監督が自身の母親をテーマに描いた半自伝的ドラマ。多感な思春期の少年が、自由奔放なシングルマザーと2人の個性的な女性たちに囲まれて過ごしたひと夏の成長の物語を、ユーモアを織り交ぜ瑞々しいタッチで綴る。主演は母親役にアネット・ベニング、その息子をルーカス・ジェイド・ズマン。共演にグレタ・ガーウィグ、エル・ファニング、ビリー・クラダップ。
 1979年、サンタバーバラ。シングルマザーのドロシアと母ひとり子ひとりの生活を送る15歳の少年ジェイミー。家には他に、子宮頸がんを患いニューヨークから地元に戻ってきたパンクな写真家アビーと元ヒッピーの便利屋ウィリアムが間借りしていた。さらにジェイミーの2つ上の幼なじみジュリーも夜な夜な彼の部屋にやってきては一緒のベッドで眠っていく。けれども決して体には触らせてくれない。そんな中、反抗期を迎えた息子のことがまるで理解できず、お手上げ状態になってしまったドロシア。そこで彼女は、アビーとジュリーに息子の教育係になってほしいと相談する。こうしてジェイミーは、強烈な個性を持つ3人の女性たちと15歳の特別な夏を過ごすことになるのだったが…。
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