そーた

20センチュリー・ウーマンのそーたのレビュー・感想・評価

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)
3.8
ジェイミーのジュリーに対する気持ちに自分と似た部分を感じた。
こんなに魅力的な人に囲まれて、ジェイミーは大変だと思う。笑


パンクが生まれ始めた頃の田舎の青春。
本気で、本音でぶつかる親子の会話。それこそが人生が変わる体験なのかもしれない。

エマの表情や姿勢だけでなく、他のキャラクターも人間が色濃く描かれている。

「綺麗な音楽は社会の腐敗を隠す」
「強い感情があれば技術は必要ない」
「聴いて分からない音楽は感じる」
など、青春映画であるにも関わらず、昨今の音楽映画よりも音楽の楽しみ方やマインドを教えてくれる作品。

周りが結婚して子どもを産んでいる時期に改めて見ることができてよかった。(2022/04/20)
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