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20センチュリー・ウーマンのkabcatのレビュー・感想・評価

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)
4.0
ウェストコーストの明るい光に包まれた映像を見ているだけで、気持ちよく感じる後味のよい作品。きわどい話がたくさん出てくるというのに、いやらしさが全くないのは、この映像と誠実な演出のためだろうか。「自分を育ててくれた女性たちへのラブレター」という監督のことばどおり、女性への尊重と愛情にあふれた映画だった。女性3人をはじめ、美しい主人公の少年や、脇役のキャスティングも秀逸だった。トーキング・ヘッズやデヴィッド・ボウイなどが使われたサントラも楽しい。
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