20センチュリー・ウーマンのネタバレレビュー・内容・結末

20センチュリー・ウーマン2016年製作の映画)

20th Century Women

上映日:2017年06月03日

製作国:

上映時間:119分

3.8

あらすじ

「20センチュリー・ウーマン」に投稿されたネタバレ・内容・結末

息子とか母親のすれ違い。母親は息子が外の刺激を受けるのを危惧し、子はもっと外に出て人や物事から色々学びたい…
ありそうで中々ないシチュエーションで興味深かった。最後の母さんがいれば良いというWordで幾分救われる気持ちに…。

エルファニングは何をしてもさまになる所や、レディバードでは監督を務めたグレタが出演している点も見どころ。
キャスト最高やんけ
レインコーツ最高やんけ

グレダが「もっと普通に生理って言って」「目が泳いでる」「ヴァジャイナとセックスするなら生理くらい言え」「語尾を上げないで」「みんなでせーの」
「生理」
ってシーン最高

あとはまあいつものマイクミルズでした。
お母さんのこと好きなんだね、良かったね。

マイクミルズは「アートかぶれの軟弱野郎」と書かれたことがあるそうですが、この訳は正しくは「ホモ野郎」
差別語はちゃんと翻訳しましょう。
でないと時代背景と、トーキングベッズを聞いてた時、どんなくだらない差別があったかわからない。

あと、マイクミルズが苦手な理由がわかってきた。この人文化が最高だと思ってる節があるかも。無意識かもしれない、お育ちからくる確信かもしれない大衆蔑視が入る。
例えばグレダは地元のカメラマンになって、何かの災害の被害にあった現場の写真を撮ってる時、クソだるそう。
それと、エルファニングのセラピーで、参加者が木を殴るシーンも超引き気味。
悪気はないのだろうけど、カウンセリングが必要な人や、地元新聞のカメラマンのような重要性よりも、文化的讃歌が強いのが本当に受け付けない。
私にとってはどうでもいい存在だな。
卑猥な英単語を沢山覚えられるよ

大恐慌の時代に生まれたシングルマザーのドロシアが思春期の息子の育て方に悩む話

みんな自分を持っていていいと思いましたよ。
つい先日も日本の広島で話題になった失神ゲームのように同調圧力で迎合するのではなく、うまく雰囲気を合わせつつも自分を持ち流されない、それはいいことだと思いますが、その尖りに全ステータス振り切るのは見ていて痛々しくなるので却下である。この映画の中で一番世間体的に生きるのが上手いなと思う登場人物はエルファニングであるが、それ故に一つ箍が外れると爆発しそう危険性も内包している諸刃の剣であるかもしれない。
まぁそれ以上に自分がこの映画で一番すごいと思った人物は、夜な夜なエルファニングが寝室に訪ねてきて横で寝てるのに何にもしないで寝ることのできる主人公の息子だけどね。聖人君主かな?
1979年が舞台。シングルマザーと思春期の息子の話。
アネット・ベニング演じる母と写真家のアート系女子グレタ・ガーウィグと幼馴染のエル・ファニングが周りにいて、多感な主人公が影響されるみたいな。
監督の自伝的要素が強いのか?
住んでるシェアハウスとか衣装とか小道具とか、すごいこだわってる感じ。映像もおしゃれで、俳優の女性陣もいい感じ。
タイトルどおり20世紀の女性の自立みたいなのがテーマなんだろう。
映像もいい。小道具、衣装のセンスもいい。音楽もいい。出てる役者もいい。テーマもいい。
でも、映画としてはつまらない。
映画の中でパンクが扱われてて、「演奏が綺麗じゃなくても情熱は伝わる」みたいのことを言ってるのに、この映画自体は「見た目は綺麗だけど面白くない」みたいな感じになってる気がする。
好き嫌いが別れる作品なのか、つまんなかったなあ。
 息子の教育をルームメイトの女の子に頼む母親とその息子とルームメイトとかが時代を生きる話。

 1970年代のアメリカの風景を音楽や写真と登場人物たちのナレーションで見ているだけで心地よさを感じるテンポや役者さんのお芝居もよかったです。3人の女性それぞれのキャラクターが魅力的で彼女たちが出てくるだけで魅入ってしまいました。

 ただちょっと登場人物たちのナレーションがコロコロと変わって、エピソードもバラバラに描かれるので散漫に感じてしまう部分もありました。それに確かに綺麗な映像でしたが、これ見よがし感も受け取ってしまって嫌味に思ってしまうところもありましたが、アメリカの男女は好きでもないのに同じベッドで寝ても何もしないのかと驚く映画でもありました。グイグイ来そうなのにオクテなのか何なのかと勉強になる映画でした。
最後に、人間って不完全だなぁと思った。
でもそういう所が時にチャーミングだったり人の心を救ったりするのかなとも思う。

アビーが「生理」を男性に堂々と言わせるシーンが印象的で、二十世紀の時代の話だけど訴えることは今と変わらなかったんだろうな…と。
複雑なんだけど共感できる内容ですごく人間らしかった。フェミニズムや生々しい話にも耳を傾けるジェイミーが大人に見えた。でも子供だからこその素直さからなんだろうなとおもう。
やっぱお母さんって偉大。
監督自身の母親がモデルらしいけど素晴らしいお母さんだったんだろうなぁ。脇役キャラクターも魅力的過ぎてこんな思春期送ってみてぇわって感じ。エル・ファニングが美人過ぎてヤヴァイし、グレタガーウィグは監督業のこと考えると実際も職人気質だろうしキャスティング素晴らしい。
1979年の南カリフォルニアを舞台とした作品。

激しさはなく、淡々と綴る物語かもしれない。
しかしこの時代に溶け込めるかのような音楽や雰囲気、この部分をどう解釈するかによって面白さが決まる。

個人的にはテーマがちょっと合わなかった。
思春期真っ只中の息子、その趣味や思考を理解しようなんてことがどんなに大変なものなのか。
自分が同じ年頃の頃は無味乾燥なものだったな、と激しく後悔。
両親に話を聞いたことがあるけど、全く手のかからない子供だったそうな⤵
群像劇って難しい。それぞれに葛藤があって1回観ただけじゃ掴みきれない。なので、ざっくりまとめると折に触れて観たい映画。で、観る度にきっと違う味わいのある傑作。とても良い映画。

とりあえず、今回観て考えたことは“他人を理解することの難しさ”
シングルマザーの母親(55歳)は思春期を向かえた息子(15歳)が少しずつ分からなくなり、息子の良き理解者に協力を要請する(この時点では直接的に息子を理解することは放棄している)。
中盤、息子の行動が過激になるにつれ、母親自身も息子の考え(趣味嗜好)を理解しようと努力する。時に、過激さゆえ修正しようとする(けど、最終的には本人を尊重する。良い母親。)
ラスト、ある意味で思春期特有の葛藤(過保護への反発)を乗り越えた息子の発言に心を開く母。安モーテルでラジオから流れるルイ・アームストロングの演奏で踊る親子と愉快な仲間たち。母親が死去した際、葬式でルイアームストロングをかけたという伏線(中盤のナレーション)を加味すると、この瞬間こそ親子が理解しあえたと感じられた欠けがえのない瞬間だったということが強調される。最高。

私が好きな映画の台詞で“人生が価値を得るのは他者と真の関係を築けた時”というのがある。
他者を完璧に理解することは出来ないが、真の関係を感じる瞬間は存在する。本作もそれに通じるものを感じた。

あとは、車で移動するシーンの演出とか1979年のファッションも格好いい!“menstruation”連呼するシーンも最高!
言いにくいことを言ってくれる映画だった気がする。
「愛し合うべきだ と思っていたのかも」
「感じない」
「あなたのことよ。男に対して冷めてる」
「私みたいになって欲しくなかった」
淡々と(に見える)語り合える間柄、羨ましい。
否定もするけど主張もできる。
これまで煙草が嫌いだったのに格好良く見えてしまった。
性教育の仕方ってむずかしいな。
子供の年齢に合わせて、って思っても周りからの過激な内容は防ぎきれないし。
みんな悪気はないし、むしろ伝えるべきだと思ってるし。
自分にとっての適切と、周りから見た適切とのギャップ。
そもそも自分に必要なものが何かわからないわたしは、一度自分を深掘りする必要があるのだけども。
最近外に外に求めすぎて、落とし込めていないことがいっぱいあるなと思った。
ゆったりした音楽と、ぽつぽつ語れる家族・友人と、その時間と、ぜんぶいいなぁ〜と思った。

というわけでいまからぐだぐだすることにした。笑
>|