20センチュリー・ウーマンの作品情報・感想・評価 - 5ページ目

20センチュリー・ウーマン2016年製作の映画)

20th Century Women

上映日:2017年06月03日

製作国:

上映時間:119分

3.8

あらすじ

「20センチュリー・ウーマン」に投稿された感想・評価

ふぅた

ふぅたの感想・評価

4.0
1979年。上空から見たサンタバーバラの海と町。独特なサウンドが流れる中、鳥になった気分で町を一望しているとスーパーマーケットの駐車場で炎上する65年型ギャラクシー500が目に飛び込む。

この流れは間違いと確信した。

かつてアメリカ大恐慌時代を生きたシングルマザーのドロシア(55)は、現代(79年)を生きる一人息子のジェイミー(15)の思春期と反抗期に悩まされる。
パンク、クラブ、酒、コカイン、性問題、女性改革。
一方ジェイミーは大恐慌時代を生きた孤独な母に自分を分かってもらうことは困難で面倒だと思う。
息子の教育に一人では手をつけられないと判断したドロシアは、24歳のアビー、17歳のジェリーに教育係を頼む。二人の女性と母ドロシアと生活をする中で、ジェイミーは次第に少年から青年、男へと成長していく。

脚本はもちろん音楽に合わせた映像展開がリズミカルかつ美しい。
シーンの流れが心地よくワンカットワンカットが絵になる。
衣装、美術、カラーコーディネートは文句無しで当時のアメリカンテイストを感じられる。
家がとっても可愛い。
当時のカルチャーやファッションをドキュメンタリー風な演出から学べるのも魅力的だった。

母と息子の物語を息子目線で記録に残したドキュメンタリーチックな映画で包み隠さない親子愛に感動した。
「セックスする気のない女を隣で眠らせてはダメ.自信が奪われちゃう」
時代は1979年.母親のドロシアは55歳.つまり1924年生まれ.元号でいうと大正13年.設計技師であり自宅を下宿にしている大家さんでもある.そして私達がイメージする大正女性とは違って大変若々しい.トーキング・ヘッズやブラック・フラッグを聴き比べ息子が出入りするクラブを偵察しタムロしている若者を自宅に呼んでディナーを振る舞う.この自宅に呼ぶ行為は彼女の得意技というか特性である.炎上した愛車を消し止めた消防士や言い寄ってきた同僚も自宅のディナーに誘うのだから.その彼女ですら息子の理解はままならない.
息子のジェイミーは1964年生まれで15歳.私の1歳上.世代としては同じであるが共感する部分はあまりない.めっちゃかわいい親友はいないし,芸術家の姉御もいないし,スケボーやってないし,だいたい私は14歳からバイシクル・レース由来で英国ポップのファンだ.トーキング・ヘッズなんてカーッ(゚Д゚≡゚д゚)、ペって感じだ.でもフニャマラーな部分は共感だな.そのフニャマラーが端的に示されているのがジュリー(中の人エル・ファニちゃん)との関係性である.毎夜のようにジェイミー君のベッドに忍び込んで一緒に寝てるんだけど,ジェイミー君がおセックス迫ろうとしたら「今の関係が壊れるからダメ」ってお預けを甘受している.15歳の男子なんて1日のうち100時間は助平な事考えてる生き物なのにこんなの拷問だよ!だからこれを甘受しているジェイミー君をフニャマラーと言わずしてなんというのか!!
その蛇生殺し行為に対し,文頭の「セックスする気が~」と忠告してくれるのが写真家のアビーさん.そのアビーの中の人,グレタ・ガーウィグとは私はあまり相性がよろしくない.てめぇはでしゃばんなよ,店子のウィリアムとロールプレイセックスでもしてりゃいいんだよと強く思った次第.
さて本作においては途中流れるジミー・カーターの演説についてであるが,当時14歳だった私であるがこんな演説した事すら知らなかった(許しておくれよ,当時はおっぱいの事しか考えられな・・・おっとそれは今もだ).にしても内向的な大統領が許された時代だったのであるな,そりゃジェイミー君がフニャマラーになってもしょうがないか(しつこい!!!).ベトナム戦争が終結してまだ二年しか経っていないんだもんなぁ・・・
Rjork

Rjorkの感想・評価

4.2
1人の人間を説明するなんて、簡単に行くもんじゃないし言葉にならないところの積み重ねで
ましてや片面だけで誰かを軽々と語っちゃいけない

祖母のことを思い出した
祖父のことも
知らないことのほうが多い
matsu

matsuの感想・評価

-
これ去年映画館で観てたら年間ベストだったかも。素晴らしすぎた。そして上半期ベストの「レディバード」の監督が髪を赤くして出演しているのにも縁を感じる。
毛布

毛布の感想・評価

4.2
ある日怪我をして、この映画を見た。痛みもあったけど、めっちゃ良いじゃん....色も雰囲気も、女性たちも、カッコよくて素敵だった。こんな中で生活できるなんて、良い男になるに決まってる!
友人に教えてもらってから、グレタが気になる。そしてエルファニングめちゃめちゃくちゃに可愛くて、好き......ファッションも可愛くて。
ただ誰かと一緒に寝たい感じなんか分かるな。ワルになりたい日もあるのもな。みんなでmenstruation?生理って言うシーンがかなり印象的だった。21センチュリーウーマンはどう生きよう...。
ノブ

ノブの感想・評価

4.1
とても良い映画、勉強になった。
Tsubasa

Tsubasaの感想・評価

3.8
話のメインは20センチュリーウーマンと息子だけどグレタカーウィグ、エルファニングにもちゃんと視点が当てられていて良かった。
結局最後には、息子は、お母さんがいれば大丈夫だよと。なんていい子なの。

1979年にはあまり見えなかった。
とても良かった。また観たい。
生きてたら大小関係なく様々な悩みがあって、しかも大部分は人間関係(ここでは親子間がメイン)。他人との関わりは避けられないけど、悩みを解決してくれるのは互いの寄り添う心。
ほんの少しのすれ違いなんだよね、埋めれた時は嬉しい。人との会話や過ごす時間をもっと大事にしようと思う。
そして女って凄く面倒くさいし自由。でもそれが女。わかって欲しい。作品中では息子が一番しっかりしてたかもね…笑。

よし!Talking Heads聴こうかな。音楽も良い〜。😊
まぁ流れる感じの映画

このレビューはネタバレを含みます

1979年の南カリフォルニアを舞台とした作品。

激しさはなく、淡々と綴る物語かもしれない。
しかしこの時代に溶け込めるかのような音楽や雰囲気、この部分をどう解釈するかによって面白さが決まる。

個人的にはテーマがちょっと合わなかった。
思春期真っ只中の息子、その趣味や思考を理解しようなんてことがどんなに大変なものなのか。
自分が同じ年頃の頃は無味乾燥なものだったな、と激しく後悔。
両親に話を聞いたことがあるけど、全く手のかからない子供だったそうな⤵