20センチュリー・ウーマンの作品情報・感想・評価 - 188ページ目

20センチュリー・ウーマン2016年製作の映画)

20th Century Women

上映日:2017年06月03日

製作国:

上映時間:119分

3.9

あらすじ

1979年、サンタバーバラ。シングルマザーのドロシア(アネット・ベニング)は、思春期を迎える息子ジェイミー(ルーカス・ジェイド・ズマン)の教育に悩んでいた。ある日ドロシアはルームシェアで暮らすパンクな写真家アビー (グレタ・ガーウィグ)と、近所に住む幼馴染みで友達以上恋人末満の関係ジュリー (エル・ファニング)「複雑な時代を生きるのは難しい。彼を助けてやって」とお願いする。15歳のジェイミーと、…

1979年、サンタバーバラ。シングルマザーのドロシア(アネット・ベニング)は、思春期を迎える息子ジェイミー(ルーカス・ジェイド・ズマン)の教育に悩んでいた。ある日ドロシアはルームシェアで暮らすパンクな写真家アビー (グレタ・ガーウィグ)と、近所に住む幼馴染みで友達以上恋人末満の関係ジュリー (エル・ファニング)「複雑な時代を生きるのは難しい。彼を助けてやって」とお願いする。15歳のジェイミーと、彼女たちの特別な夏がはじまった。

「20センチュリー・ウーマン」に投稿された感想・評価

jolyne

jolyneの感想・評価

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キッズ・オールライトの時も思ったけどアネット・ベニング演じる母親はとても魅力的。
息子役の繊細な演技も良かった。
母親は息子のために身近な女性に教育を頼むんだけど、最終的に息子は母さんがいればいいと言ってくれて良かった。
多感な時期に周りの環境が及ぼす影響たるや。
時代背景やフェミニズムなどの知識があればもっと理解できるのに!それを描く静止画や引用する本やセリフ、音楽にも監督ならではのセンスが。
それぞれのキャラクターも魅力的で、どの年代の女性にも感じるものがあると思います。
色々考えさせられたけれど、また歳を重ねてから見たい映画。
母親のドロシア目線で鑑賞。15才という一番扱いにくい年代の息子のジェイミーがとてもいい子♪周りにいる人はどの人も個性的なちょっと問題ありの人たちばかりなんだけど、彼らとの関係が生み出す心地いい雰囲気がとてもいい。見終わった後、子供とゆっくりいろいろなことを話したい気分になりました。
satoryo

satoryoの感想・評価

4.4

試写会にて

物語に出てくる1人にそれぞれ物語があってその物語が切なく愛おしかった。

人生はいろんな選択肢があって
50歳になっても幸せがどんなものかわからない。

人生について考えるきっかけになりました。
私の感性がいかんのか、ちょっと退屈でした。。。
エルファニングちゃんは激かわいいです。

ジェイミーがお母さんに
「お父さんと愛し合ってた?」と聞くところは切なくなった。愛した人に愛されることって、難しいよなとつくづく感じる日々です。
matsunikki

matsunikkiの感想・評価

3.8
試写会にて。

この監督はとてもセリフがいいと思う。
映像、音楽、ファッションすべてオシャレ。でもいちばんオシャレだと思ったのはセリフ。
かっこいいセリフがたくさんあった。あえて、ここでは書かないので劇場で確認してほしいです。

ラストも良かった。親子なんてあんなもんだろう。良くなったと思ったら悪くなっての繰り返し。徐々にどちらかに傾くのだろうけど。映画だからといって美化してない…映画の結末というよりは、ひと夏の結末。あのまま、親子や周りの人々の人生は続いてるかんじで終わったのも良かった。

女優陣も良かった。とくにアネットとグレタは素敵だった。男性陣も良かったけど。アネットの抑えた演技、「外の世界を見せたいけど私じゃムリ」という考えから一歩引いた感じの演技と少し風変わりな感じのバランスがいい。

でも、なんか物足りなかったのも事実。なんでだろう?よく分からない…。いい映画なのは確か。
いとJ

いとJの感想・評価

4.0
20年後に、また観たくなるような映画。

よく言いますけど、親子って、本当、近くて遠い関係ですね。血がつながっていて、ほとんど生活を共にしているのに、近すぎるからこそ、素直に言えないことばがたくさんある。それで、本当に言いたいことを避けながら、それでもなんとかわかり合ってみようとすると、逆に誤解を生んでしまって、お互いがまた遠くなる。けれど、ふとしたことで、すっとわかりあえてしまうということもあって、それはやっぱり親子ならではなのかもしれないな、と思います。

他者であることには変わりがないんですけど、お互いがお互いにとって、「重要な他者」になっている。わかりあえないことが多くても、お互いに大切に思い続ける。そういう、複雑だけど芯の強い、気持ちのよい親子の関係性を描いた映画でした。
さやか

さやかの感想・評価

4.0
爽やかな季節の中で、反抗期真っ只中の少年ジェイミーと自由奔放なシングルマザーのドロシアと、その二人を取り巻く女性たちがどのような化学反応を起こすのかがとても楽しみな映画でした。

現在日本において核家族化が進み、それに伴い地域の人々等とのつながりがどんどん薄れてきているように感じます。子育てをする上で、家族の中だけで完結せず、地域の人々をはじめとする周囲のコミュニティと助け合いながら子供との絆を深めていく部分も大いにあると思います。そのため、この映画が家族関係を育んでいく上で、周囲との付き合い方を見直すきっかけになるかもしれないと感じております。

本編を通して特に印象的だったのが、ドロシアの、
"I don't need a book to know about myself (自分のことを知るために本なんか必要ないわ)" という台詞で、すごくハッとさせられました。本によって定義づけられるものに縛られたくない彼女の率直な気持ちは、子育てをする上で、ジェイミーを「子どもはこうあるべき」という理想像に沿わせるのではなく、子どもを一人の人間として尊重する彼女の子育てスタイルを象徴しているように感じました。

この映画が扱う時代に平成生まれのわたしはまだ生まれていませんが、今回この試写会に参加させていただき、自分の目でしっかりと鑑賞できたことで、この時代の良さ、そして、子育ての奥深さを感じ取ることができました。映画の中で扱われた音楽もファッションも大好きでしたし、また劇場で鑑賞したい作品です。ぜひ1970年代の風を映画館で感じてみてください。

この試写会に参加できてよかったです。
本当にありがとうございました。
Towanda

Towandaの感想・評価

4.1
大好きなマイクミルズ監督の新作ということで楽しみにしていた映画。
彼らしい、繊細でほんわかしたテイストはそのままに、アカデミー脚本賞ノミネートも納得。

音楽はパンクが全編にフィーチャーされてて往年のアメリカンロードムービー的な雰囲気があった。
舞台のアメリカ西海岸は明るくてでもどこか閑散として寂しげで、そこがとてもいい。

主役のジェイミーの目が印象的で、様々な心情を目で演技してるという感じがした。

アメリカ人特有の言わなきゃ分からない文化のおかげで要点は台詞に出して言うので、見る側に想像する余白を省く点は良く言えば分かりやすかったし、悪く言えば安っぽくしてるような気がした。

アネット・ベニング、エル・ファニングの透明感ある佇まいが癒しだった。
またゆったりしながら観たい一作。
Leti

Letiの感想・評価

4.6
アメリカの70年代の終わりを描く、非常に面白い映画でした。
あらすじを読んで女性たちを中心にする映画だと思っていましたが、実は70年代が女性にとっても男性にとっても変化の時代であり、それらの変化に適応することが男女ともにとって容易ではなかったことがよく語られています。
依然としてフェミニズム理論の課題である「身体」や「性」が女性だけではなく、男性にも関わっていることを改めて知るきっかけになります。特に、70年代の「女らしさ」「男らしさ」の形成過程の描き方が非常に面白かったです。
音楽は、70年代のパンクも60年代の曲も最高でした。
MiNoRi

MiNoRiの感想・評価

4.2
女性は時として男性よりもずっとずっと男らしい生き物。

派手な演出は特になく、エルのブロンドヘアが画としてよく映える、そんな素朴な映像美が魅力的。
音楽が物語を引っ張っていってる感じが、妙に70'sぽくて気持ちが良かった。

光が美しい、そういう映画がとても好き。
公開したら、自分の好きな映画館でもう一度観たい。そんな作品。

Filmarksさんの試写会にて。
いつもありがとうございます。