ゆず

Wake Up, Girls! Beyond the Bottomのゆずのレビュー・感想・評価

Wake Up, Girls! Beyond the Bottom(2015年製作の映画)
5.0
3回観て思ったのは、前編は前編で、後編は後編ということ。一応話はつながってるけど前編のような辛さは無かった。
Bottom=どん底とはなんだったのか。
前編で反撃の狼煙を上げる所までやってるから、後編は反撃そのものが描かれる。いろいろ諸問題が噴出するけど、前編のような迷いはなく、目標はただ一つだからある意味希望に溢れていた全編に渡って。
伏線の回収が素晴らしい。でも新キャラ登場やしほっちの出番増加で駆け足になってたのはいつものことながら残念。ななみんの件はもっと早くに起きて終盤に回収するべきだった。白木・早坂・松田・カルロスあたりも見せ場は少ない。そもそも53分という短さ、怒涛の展開。
最初観た時はあの結末に正直戸惑った。ここで終わってしまうと。でも監督のインタビューや新プロジェクトの話を聞いて、ああこれは通過点なんだな、まだ応援させてもらえるんだ、と安心した。夢はでっかく紅白出場よー!
主題歌も神曲すぎて一聴した時は「これ物語のエンディングの曲じゃん…!」と不安になったんだが、今は新たなステージの幕開けの曲に聴こえる。何よりラストのこの曲の入りが違和感なさすぎて…。
終盤のアイドルの祭典は瞬きできないカットの連続だが、全体では作画が怪しい所が散見された。神作画だった前編と比べてしまうので余計に。WUGさんは可愛かったのでオーケーですよ。キョトンとしてるまゆしぃが新鮮だった。
本当は4.5点くらいだけど3回観たので3倍して13.5点です。
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