寿司

明日への寿司のレビュー・感想・評価

明日へ(2014年製作の映画)
2.9
労働問題を客観的に見る際に難しい点は、”もの”の様に扱われてきた場所に何故ストライキするまで執着するのか、何故そこまでして働き続けたいのか、という疑問が出てきてしまうこと。
無論、「生活」のためなのだけど、先の見えないことに反抗し続けるよりも、別の場所で再スタートが切れたはずでは?という考えがよぎってしまう。
それが出来ない現状として、ある程度の年齢、また、”女性”であることが挙げられるのだけど、この現状が作品にしっかり描かれていたら凄く身に詰まる映画になっていたのかなぁと感じます。
寿司

寿司