海に行けばよかった

殺し屋という名の外科医の海に行けばよかったのレビュー・感想・評価

殺し屋という名の外科医(2006年製作の映画)
1.5
竹内力扮する殺し屋兼闇の外科医が自分でドナー(悪人)を仕留めて患者に臓器移植をする、ブラックジャック×ゴルゴ13な医療アクション映画。
一人を救うためにもう一人を犠牲にしなくてはならない臓器移植に対する倫理観、日本の医療の限界に挑戦した意欲作ということだが、ただのB級映画なので頭からっぽにして観てオッケー。
指まで一緒に詰められそうな全身黒の竹内力が怖すぎる。なんでただの外科医があんな殺し屋になるんだよとかツッコむだけ野暮。
それよりストーリーと、ヤクザの下級構成員という敵キャラ造形が、絶望的に盛り上がらないので、そこを何とかしてほしかった。アクションもしょぼいよ!