TBSが光の加減でめっちゃ美人になる映画。プリクラ並みの効力発してる。美しい。そんな彼が出会うのは軌道を周る少女。話をしたこともない彼女のために、彼はすべてを投げ出して会いに行くことを決意する。
家族と住む宇宙船。ちっぽけで変わらない日々。「彼女と会う瞬間だけ、生きていると実感するんだよ!」「僕は…お父さんとお母さんのようには……なりたくない」
とてもシンプルでわかりやすい英語、そして言葉なんて所詮それ以上じゃないと訴える表情の使い方、彼女との出会いから手を取り合うまで、むこうとこちらの会話はひとつもない。なのに恋はできる。その人のために命を、家族を放り出す決意だってできるんだ。
茶色っぽい感じ、宇宙服がおもちゃみたい、どこかレトロな面白い映画だった。