すえ

レディ・バードのすえのレビュー・感想・評価

レディ・バード(2017年製作の映画)
4.2
高校生のレディバードを見ていると、若いなあ、と思うと同時に、
ああなんか少し前の自分と重なるなって思うところもあって、親に対しての接し方って、自分もまだまだ子供のままなんだなって思わされた(今年26歳だけど)
ていうか、親に対してはいつまでも子供な部分って抜けきらないのかもしれないな。

お母さん結構毒親気味?と思ったけど、裏を返せばそれも愛ゆえなんだよね、、
でも子供のうちはお母さんの干渉がうざくてめんどくさくて強くあたっちゃうレディバードの気持ちもすごくわかる。
なんとなく昔の自分の母にも重なるところがあったから、余計感情移入しちゃった。

特に最後の旅立ちのシーンは、留学に行く時の自分の状況とかぶってたところもあって少し泣いた。
親と離れて初めて愛をちゃんと伝えたレディバードが、昔のわたしか?ってくらい自分と重なった。学生のうちはやっぱり親に無意識のうちにすごく甘えてて、なんとなく素直になれなかったのを思い出した。学生から社会人になって、留学にきて、その過程の中でようやくお母さんに素直になれるようになったから、、
お母さんとは連絡頻繁に取ってはいたけど、会いたくなったと久しぶりにストレートな言葉で伝えました。

あとほんとにティミー爆イケすぎて途中ときめきで死ぬかと思った笑
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