レディ・バードのあおのレビュー・感想・評価

高校生最後の1年間。
家族との関係、友達や彼氏との交わり、進学への悩みなどを通して、1人の少女が少しずつ大人に近づいていく姿を描く。

ユーモアも交えながらテンポよく描かれる、
楽しいこともつらいことも、腹が立つこともある日々。
それは、青春そのものだ。

実家から離れて、都会の大学に進学した主人公の、新しい日々がこれから始まる。
目の前に広がっている新しい世界への希望と、これまで過ごしてきた故郷や家族への想いと。

その両方が胸に込み上げる瞬間を切り取ったラストシーンが、とても印象的だった。