このレビューはネタバレを含みます
Watched it at ICA cinema
主人公は、自分をLady Birdと名乗る (本名はChristine) 女子高校生。Lady Birdは、親からではなく、自分から自分に与えたGiven nameらしい。ユニークで面白い。笑
ストーリーは、彼女が恋愛や友達・親子関係に悩みつつ、色んな経験をしながら、最終的には大学に入学し、大人になるという話。よくありそうな青春もの。
でも、Lady Birdのキャラクターがしっかりと立って、なおかつかなりユニークだから、とても面白いストーリーになっている。
Lady Birdのピンクの髪色が好きだった。
あと今日観た映画館は、30席くらいしかないすごい小さい所で、観客も自分含めて10人いるかいないかくらいだった。
周りのおじさんたちがすごい笑ってて、それくらいユーモアのある映画でもあった。
映画館で映画を観ながら大声で笑える文化すごい良いと思う。
Lady Birdと彼女の親友はキリスト系の学校の生徒で、キリスト教の「パン」(クラッカーみたいなやつ)を寝転がりながら、ポテチみたいに食べているシーンが印象的だった。
そういう意味では、現代社会の宗教からの乖離みたいなのを意図してたのかもしれない。信仰心の薄れみたいなもの。
あとは、付き合った彼氏が、ゲイだったというプロットは、セクシュアリティとか、クイア問題も取り上げていると思った。
携帯は、居場所追跡トラッカーらしい。
DVDが出たらもう一回観直したい作品。