私的今年No.1確定、いや歴代No.1かもしれない。設定と同じ2002年にアメリカの片田舎で高校生だった私には刺さりまくりの青春映画の最高傑作(学年は違うけど)この最高過ぎる作品を脚本と監督してくれてありがとうグレタ・ガーウィグ、文句無しの☆5.0です。
カトリック高校の日常、微妙な友情、キスが嬉しくて叫びたくなっちゃう恋愛、全てが上手くいかないプロム、母親との何気ない喧嘩、ちょっとイタい自分、全部リアルに描かれていて最高。
主人公レディ・バードを演じたシアーシャ・ローナンがとにかく素晴らしい、アカデミー賞主演女優賞ノミネートにも納得のリアリティ溢れる演技。彼女の恋のお相手は『マンチェスター・バイ・ザ・シー』『スリー・ビルボード』で現代のティーンエージャーやらせたらピカイチのルーカス・ヘッジズからの『君の名前で僕を呼んで』で世間を虜にしたティモシー・シャラメ!とにかくティモシーがちょっと変人なんだけど有り余る色気を放っていてクラクラすること間違いなし。
テイストが『スウィート17モンスター』に少し似ているかな、と思うけどこちらは高校から大学へ、とわかりやすく成長を描いていて良かった。もう一度劇場に見に行くと思う、出会えて良かった。