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レディ・バードのyujinのレビュー・感想・評価

レディ・バード(2017年製作の映画)
4.5
自称「レディ・バード」と名乗る普通の女子高生クリスティン。
田舎町から抜け出し、NYへ行くことを夢見ている。
恋や友情や家族、彼女の青春時代をリアルに描き出す映画。


この映画を観た時、多くの方が自分の平凡だった高校生時代を思い出すのではないだろうか。私はまさに自分の事を思い出していた。
映画の中でレディ・バードは高校生活最後の1年を真剣に考えて行動している。それは、
大して勉強する訳でもなく、進学する大学に強気になる姿。
友達や異性に対して異常に敏感だったあの頃。
家族の変化や、親の愛情を素直に受け取れない未熟な自分。
自分の事ばかり考え、自分しか見えていない青春時代。
まさにレディ・バードは過去の私達。
見ているとなんだか笑えてきて、そして恥ずかしくなってくる。
彼女が成長して大人になって行く姿も私達同様なのだろう。

そしてレディ・バードと共に描かれるのは
母親の姿。
お母さんの無償の愛に私は涙が止まらなかった。
いつだって我が子を思い、そして叱ってくれるお母さん。
いつも側に居てくれたお母さん。
レディ・バードを通して知るのは、
あの頃の母親の偉大さなのだ。

観た後、お母さん、お父さんと話したくなる。地元に帰りたくなる。
素晴らしい映画でした。