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レディ・バードのharukaのレビュー・感想・評価

レディ・バード(2017年製作の映画)
4.0
愛おしい。
毎日がつまらない。学校が地味だから。お金がないから。ここは、都会じゃないから。同じようなことを、わたしも何度感じただろう。
でもいつか、ちゃんと自分の居場所を見つける。合わない子たちといて無理するよりも、大好きな友達といることとか、流されて選ぶんじゃない進路とか。
無理して無理して、素直になって、それからまた少し暴走したりして、自分の好きな自分になっていく彼女が愛おしい。
そして、かつての自分を見せてくれたような、この映画が愛おしい。

個人的には親との関係がぐさぐさきました。19で家を出るとき、母がずっと口をきいてくれなくなったこと、いざ家を出たら、毎日泣いてたのは自分だったこと…いろいろ思い出してめっちゃ泣いた。
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