自立した大人でもないが、自分の将来を考えていない子供でもない。大人のようで子供のようで。俗に言う“難しい時期”に降りかかる様々な悩み、恋に、進路に、親子関係に。誰しもが経験したことのある青春時代をギュッとまとめたお話。
普段は仲良く話し、スイッチが入るとすぐに口喧嘩。そんなお母さんとの関係性が印象深く、ラストの空港のシーンは親として子を心配しながらも、弱さを見せない母としてのかっこよさと寂しさが混じり、素晴らしい。
ラストで自分の名前を言ったその時に、ヒロインの精神的成長にこみ上げてくるものがあり、親のありがたさを分かっていないのはまだ心が子供である表れなのかなぁ〜