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レディ・バードのbabygrandのレビュー・感想・評価

レディ・バード(2017年製作の映画)
4.4
これでやっと今年のアカデミー作品賞ノミネート作品 全制覇できたかな?

年頭 S.スピルバーグ監督がこの作品について激賛したので、ずっと気になった作品。(しかし公開規模が思ったより小さくて観るのがちょっと大変だった)

個人差はあると思われる作品だが、個人的に超愛しい作品でした!

今や東京在住だけど地方から出た身として、主人公の気持ちは(国は違うとも)痛いほど共感した。

観る前、上映時間が93分だったから軽い気持ちで挑んだが、色んな要素がキュッと詰まっていて、いい意味で長く感じた。
(反抗期、親友、進路、上京、恋愛、兄弟、学校内のヒエラルキー問題などなど)


あと、、、、作中では"ダサい日常"と描写されるアメリカの中途半端な郊外に住む高校生の日常風景だが、
「ビバヒル」を見て育った世代として、正直"いいなぁ〜あんな青春満喫してみたい!"とも思ったw

今作がグレタ・ガーウィグの初監督作らしいけど、地に足がついた脚本からみると、やはり監督自身の体験に基づいているのかな?と妄想しながら観た。

あとキャストについて、
まずシアーシャ・ローナンがめっちゃ可愛かった!「つぐない」の頃からずっと注目してた女優さんだけど、個人的にちょっと微妙な作品ばかりのフィルモグラフィはどうなの⁉︎と思っていたので、この作品ではめっちゃめっちゃハマりの役だったから超嬉しかった!
(これはもしかして役者出身の監督さんのおかげかもしれない。)

そして今をときめくティモシー・シャラメと言ったら、、もう存在感自体ヤバかった!あとぽっちゃり系の親友は聞いたところ、あのジョナ・ヒルの妹らしい!(°∀°)

一見地味な作品に見えるけど・・・アメフトのコーチが黒板に演劇プランを熱く説明するシーンとか、元彼がバイト先に来て泣き崩れるシーンとか、老シスターとのほのぼのした進路相談シーンとか、ケンカ中の父さんのソリティアとか、お兄ちゃんの面接の日のこととか、プロムをキッカケに親友と和解するシーンとか・・・数え切れない程好きなシーンでいっぱい詰まった作品だった!

(あ、地元を離れて初めて親が付けてくれた"クリスティン"を自分から名乗るシーンも)


今年はアカデミーに絡んだ作品の中で本当にハズレないなぁ。