親との距離感が自分の高校時代を思い起こさせる。 女子は思うところが多い映画だと思う。 思春期特有の背伸びしたくて羽ばたきたくて、母親がウザくて反抗したくて。
ハッキリクッキリとした夢や目標があるわけじゃないくせに、漠然とこのままではイヤだと思っていた。 そんな、今となっては「葛藤」と呼べるほどの「葛藤」でもないんだけど、当時は なんだかんだで「葛藤」していた自分を見ているようで、懐かしくて恥ずかしい。 あれって勉強に焦ってたのか、進路が不安だったのか。
あの時私は、母と会話を持とうと努力しただろうか。 でも過ぎてしまうと、若さ故の生意気さ、青臭さが、いじらしく可愛く思えるのです。
