このレビューはネタバレを含みます
アメリカのJK、ましてや自ら「レディ・バード」と名乗るイタい女子のお話なんて共感できるかいな!
とコメディ感覚で観ていたら、あの場面から感情移入してその後は涙腺が緩んでしまった。
元カレの悲しみを知ってハグするレディバード。
他人の傷みが分かる優しい娘じゃないか。
特に後半は父親&母親目線で共感しまくり!
男親って母と娘の関係に立ち入ることは難しい。
ふたりが冷戦状態の時などは卑怯かもしれないがどっちつかずの立場を取ってしまう。
そんな時にあえて見守り、そっと相手のフォローをする良き父親。
母親は強い女性に有りがちな周りにも同じ強さを求めてキツく当たってしまう。そして、弱い自分を晒すのが嫌で強がる。
そんな母親だからこそ手紙と空港での不器用な愛にうるうる。
レディ・バードからクリスティンへの成長物語。予想外に共感しまくりGOOD!
*タイトルの意味はコメント欄に。
これを読むと深みが増す。必読!
👇2023年追記
待ちに待ったグレタ・ガーウィグ監督最新作『バービー』公開前に。
グレタ・ガーウィグ、シアーシャ・ローナン、ティモシー・シャラメ、ルーカス・ヘッジス
アカデミー賞関連作を観まくっていて、作品賞・監督賞・脚本賞・主演女優賞・助演女優賞にノミネートされていたから観たのがキッカケ。
ニキビ跡の残るシアーシャ・ローナンが初々しい😄
2018/6/4 TOHOシネマズ川崎[4.5]✍️
2018/12/12 Blu-ray[4.5]
2023.8.5 U-NEXT
🎞予告編
https://youtu.be/yBJdLBn8d5k