Imogen

レディ・バードのImogenのネタバレレビュー・内容・結末

レディ・バード(2017年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

・今ある自分以上の何かになりたい、なれるはずともがくレディ・バードの、可笑しく、痛々しく、ちょっぴり切ない青春の日々。
とにかくレディ・バードの生き方の様々な断片がいい意味で心に突き刺さってくる。
もう後から思い返したらジタバタすること請け合いの若気の至りの数々。でもどこかキラキラしてて楽しそう。
自信たっぷりに「私の名前はレディ・バード」と名乗る度に可愛いと思いつつもムズムズする気持ちが抑えられない笑
そんな彼女が最後には親からもらった名前を名乗るようになるのがいいよね〜。
・シアーシャちゃんの制服姿や、衣装の数々が素敵だった
・レディ・バードとジュリーが一緒の時が心から楽しそうで、本当の親友同士というのは互いに自然体になれる存在だと思える。
聖餅をスナック感覚で食べながらオ○ニートークしてるの笑ったw
・シアーシャちゃん、ルーカスくん、ティモシーくんの今をときめく若手俳優たちの共演が嬉しい。
好青年だけど誰にも言えない秘密を抱えるダニー、ダウナー系のバンドマンカイル、それぞれ好演だった。
・カイル早過ぎwのところは笑う
・カトリック系で厳しいから学校主催のパーティーでも行き過ぎた接触はNGかw
・親は子どもには苦労しているところや辛い部分をなかなか見せないものだけど、子どもは分かっていないようで心の底では分かっているものだし、どんなに反発し合っていても親は子どものことを気にかけ幸せを願っている。
なんだかんだいって、健全な親子関係だとそういうものなんだよな。
私自身はまだ子どもとしての立場しか経験してないけど、きちんと育ててくれて、決して安くはないお金をかけてくれた親への感謝は忘れないようにしたいものだ。
・ママが搭乗口に向かう時、泣き顔を見せまいと車のミラーで笑顔を作ろうとするところ泣ける…
・お兄ちゃんだけ人種が違うよなーと思ったらやっぱり養子なんだ。なかなか子どもを授からなかったからはじめ養子をとったってことなのか、繋がった…
Imogen

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