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レディ・バードのryacのレビュー・感想・評価

レディ・バード(2017年製作の映画)
4.1
あー、ものすごく見につまさせる……

主人公レディ・バードことクリスティンの言動一つ一つに共感したり、同情したくなったり。客観的に見たらおかしなことしてるのは分かってるんだけど歯止めがきかなくなってる感じとか、高校時代一刻も早く地元を出て上京したかったこととか、昔の友達となんとなく気まずくなってしまうとことか。
まぁ実際自分はクリスティンほどアクティブにはなれなかったし、そもそも女性ですらないんだけど……

彼女を取り巻く家族や友人などのキャラクターのディテールも細かく小気味よい。
あと、パーティとか演劇とか、シスターに仕掛けたイタズラとか初体験とか、満ち満ちた青春感の中にどこか「味気なさ」がある感じが非常に絶妙!

早稲田松竹で『フロリダ・プロジェクト』との2本立てで見たんだけど、そのどちらにも小さいバースデーケーキに立てられた1本のロウソクを願い事をしながら吹き消すシーンがあったのが印象深かった。