このレビューはネタバレを含みます
住んでる町が退屈で、自分じゃない何かになりたい主人公。自らレディ・バードと名乗り、都市部の大学に進学しようとするが、経済的事情と母の猛反発に遭う。
母に見つからないよう、自分で色々手を回す。
様々な男子との出会い。女友達との交流。見栄や馬鹿騒ぎなど。地元でも大いに楽しむが、希望大学が補欠合格したのが母にバレる。
険悪なまま新天地へ繰り出す主人公。手紙で母の愛を知り、留守電に母への想いを語るのだった。
「やりたいようにできないもどかしさ」がリアル。自活してると、母側の苦しみもわかって二重につらい。
地方在住者が東京の大学に進学したくめ親とモメる話を、妥協せず突き詰めたような話。