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レディ・バードのkのレビュー・感想・評価

レディ・バード(2017年製作の映画)
4.0
母と娘、激しく衝突した経験がなく共感はできなかったけれど、じんわり温かい気持ちになる作品でした。

私自身、行動範囲が広がり遊び呆けていた大学生〜社会人初めの頃は自己中心的で親の心配は理解できなかったけれど、年を重ねていくうちに周りも見えるようになってきて、いかに自分が無力だったか...そして親のサポートがどんなに支えとなっていたか...と痛感する。
そうやって、次は私が母になって、破天荒な子どもに悩み、心配するんだろうなぁ。ラストシーンでそんな気持ちになりました。

子供の頃、大人になったらやってみよう!としきりに憧れていた事も、いざやってみると大したことない説、あるある。
いろんなことを経験して大人の女性になっていくレディバードをみていると、なんとなく寂しさをおぼえる...
あぁ、あの無垢な彼女はどこへ..

一つ羨ましかったのは、ルーカスヘッジズとティモシーシャラメと付き合える人生...羨ましい...
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