このレビューはネタバレを含みます
序盤★2 中盤★2 終盤★2.5
田舎町に退屈し、
広い大空を自由に飛び回りたいと願う
“レディ・バード”は果たして羽ばたけるのか…?
スクールカーストでいえば間違いなく上位ではない、
自称“レディ・バード”こと17歳クリスティンのオトナの階段登る青春系で、
俳優グレタ・ガーウィグが監督・脚本の半自伝的物語。
ladybird レディバード(原題Lady Bird レディ・バード)はテントウムシでその辺を意識してのこの髪色っぽく、
スラングで尻軽とかみだらな女という意味もあるらしく、たしかに…。
A24(インディペンデント系映画会社)らしいこういう雰囲気の作品って
好きなヒトは好きなんだろうけどね。
終盤でのクリスティンの
気づきと成長は単純にええとは感じますが、
だいたいお国は違えどある程度は共通する
十代女子あるあるにおっさんの自分が
「そうそうわかるぅ〜!ウケるぅ〜♪」
っと微笑ましく共感するわけもなく、
レディ・バードの言動にオトコとして
「かわいいなこんちくしょーっ!」
っと微笑ましく魅了されるでなし、
いろんな賞にノミネートや受賞したり
批評家や多くの観客に絶賛されようと
自分のセンスとは合わなかった。
2019年91本目