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レディ・バードのsoumaのネタバレレビュー・内容・結末

レディ・バード(2017年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

『同じことじゃない?愛情と注意を払うことは』

合わない作品ってあるよね。
完全にこれがそれ。
僕にはとにかく合わなかった。

本作が好きな方は読まない方がいいかも。
それでもかまわないって方だけ読んでもらえたらと思います。






高校生厨二病少女の話。

■あらすじ
私の名前はLady Bird。
親が決めた名前とかほんとマジ無理。
超キモイ。
だから、自分で決めたの。
イケてるでしょ?
これからはそう呼んで!
呼んでくれなきゃ
車から飛び降りるわ!←注目!!!!


映画冒頭からぶっとびすぎ。
厨二病こじらせすぎ。
親の隣で車から飛び出すとか母親トラウマものだろ。
娘も完全にイかれてるが
その後、平然としている母親にはさらに狂気。
母親、絶対に精神科医失格でしょ。
少なくとも僕はこんな精神科医に見てほしくはない。


自分の名前つけて人に呼ばせるとか
高校生でやってたら
青春というにはあまりに痛々しい。
10年後にとんだら発狂もの。
黒歴史すぎ。


思考回路も幼稚過ぎ。

地元でも有名な豪邸を
自分の家だなんて嘘
小学生でももう少しまともな嘘つくよ。
全体的に高校3年って設定が気持ち悪さに拍車をかけてる。


それに、処女捧げたのは
相手が童貞だからとか気持ち悪すぎる。
童貞じゃないってわかったとたん
相手を責めだすはマジでキチガイ。
(童貞じゃないっていうのも嘘っぽいけど)
そのくせ
次の瞬間の心配事は
プロムの参加相手の心配。
愛なんて言葉は宇宙の彼方に消え去ったのさ。

愛だけならまだしも
友情まで宇宙の彼方に消え去っていく。
親友を簡単に裏切ったくせに
自分の都合で悪びれなく擦り寄っていく気持ち悪さ。
友情の厚さが紙より薄い。
薄すぎて、向こう側が透けてるぜ。


めっちゃ厳しい先生が
イタズラに対して笑えたから許しますとか
中身入れ替わったんか?
こいつ先生の皮かぶった怪物だろ。


身勝手な振る舞い続きの中に
ねじ込まれる両親との感動ストーリーでもうギブアップ。
どうせなら最後まで屑でいてくれたほうがよかった。
てか、やってることは大学行くだけじゃねーか。
ラストもあんなのただのホームシックでしょうが。
大学で友達作って楽しめよ。



脚本は全てにおいてほんとに無理すぎて
演技とかまったく入ってこなかった。


あのゲイの元カレを主人公にした方が
よっぽどテーマある映画になったんじゃない。
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