Max

レディ・バードのMaxのレビュー・感想・評価

レディ・バード(2017年製作の映画)
4.8
去年、劇場で観ようか迷って最終的にはスルーした作品。
もうめちゃくちゃ良かったっす。もし当時観ていたら、間違いなく年間ベスト10に入れてた。

あまり裕福ではない家庭の高校生の少女の青春物語。

まぁめんどくさい時期。
些細なことにもイライラする。
反抗期もピークになる。

家族や友達との関係。
大学受験も控えている。
本当に密度の濃い時期だと思う。

やっぱり母親との関係が良かった。
母親に愛されたいという娘の気持ちと、娘を愛する故に厳しくする母親の気持ちがどうしてもすれ違ってしまって、なかなか素直になれない。
でもこういうのは時間が解決してくれるんですね。
自分が成長すればするほど、親への感謝やありがたみが増していく。

そして将来を決める大学受験。
本当にやりたいことを思う存分追求できるのは学生だけだ。
アルバイトをしたり、演劇に没頭したり、色々自分を磨いていく主人公が懐かしかった。
ただ、学費を払うのは親。
経済的に受験が難しくなってしまうことなどそこも結構深く掘り下げていた。

そういう精神的な成長も含めて、学生時代っていうのは人生の大きなターニングポイントだと個人的に思う。
学生はとにかくパワーや体力があるし、色々なことを学んで感性を豊かにできる。
約90分という短い時間で、そういった部分をここまで丁寧に描いてくれて素晴らしい映画だと感じた。

友達作りも大切。
本当に必要なのは外見よりも中身。
腹割って何でも話せる人は大切にすべき。

色々考えてしまった。
でも忘れた頃にもう1回観たい。