中途半端な田舎町でくすぶり
自分を〝レディバード〟と名乗る
髪を少しだけ赤く染め
エントランスと螺旋階段の有る家に憧れ
いずれ町を出て行く事を願って
（自分なりに）とんがっている
……………17歳の女子高生！
どこにでも居て
振り返れば誰にでも思い当たる
10代の頃の
こっぱずかしい「黒歴史」😅💦
なのに
使い古し感が無く
新鮮な思いで彼女に共感して
寄り添えるのは
何故だろう
細やかに細やかに
感情を掬い上げ
表情や仕草や
何気ない「間」が見事で
ステレオタイプの青春映画では
終わらない
レディバードは
その未熟な翼をバタつかせ
力まかせに あがき もがき
きちんと自分自身の目と耳で
世の中を見据えて
羽ばたいて行く
そして本当に羽ばたいて
自分の力で飛ぶことが出来たとき
初めて
「レディバード」から
「クリスティーン」になっていく
その名前は
彼女を世界に送り出してくれた
父と母から貰った名前だ
『ありがとう ママ！』
泥臭くならずに
お洒落な映像で
大好き❣️
＊4/11 WOWOW 録画
