birfincankafve

レディ・バードのbirfincankafveのレビュー・感想・評価

レディ・バード(2017年製作の映画)
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高校生の痛々しい自意識と、親との険悪な関係を見せつけられる。これはこれでつらいのだけど、そこには言葉にできない感情があって、うまく伝えられないものが彼女にもある。青春映画なんだけど、この映画は親にも寄り添って描かれてる。言えない感情、それは親も同じなんだなと。ちゃんと伝えたいのに伝えられない。思春期の子どもに付き合うのってたいへん。面と向かって表現できなかった母親の涙にグッとくる。