【ボクのあだ名でボクを呼んで】シャラメ。
ここではないどこかへ行きたい、私ではない誰かになりたい…
そんな誰もが少なからず経験する思春期特有の願望を、ちょっとばかりこじらせてしまった女子高生の日常が描きますよ😊
見栄を張ってすぐにバレる嘘をついたり、背伸びして自由奔放キャラを演じてみたり…
痛タタタタタタ😖と思いつつも、どこか私自身に覚えがあるだけにムズ痒いんですw
活き活きとした等身大のキャラ造形はグレタガーウィック監督の真骨頂なんですな。
誰よりも娘を愛するがゆえに厳しく当たってしまうお母さんが、とにかく素晴らしい👍
主人公にとっては大事でも、側から見たら何も起きていないハナシ。
しかし【実はとても映画的な表現が味わえる】作品。
高校時代の漠然とした欲求不満な心理状態を、リアルな会話と誰もが思い当たる小さな出来事で生き生きと鮮やかに描くんですが…
ですが、映画はそれだけに留まっていません。
ひとつひとつのシーンが短く【画面が切り替わっていくリズム、その速度が演出】されていました。
その軽やかさが、日々の何気ないあれやこれやとシンクロする。
そしてラスト近く【主人公が町を自動車を運転して回るシーン】には、まさに映画ならではの演出が…
高卒以上の女子は必見ですよ👍