Seira

レディ・バードのSeiraのレビュー・感想・評価

レディ・バード(2017年製作の映画)
4.0
久々に観た〜やっぱいいなあ〜じんわり味わい深い作品。
これ観ると、いつもなにも言わずにわりとなんでも送り出してくれる両親に感謝しなきゃだなあてなる。(直接は言わないかもしれない)ありがとう。

First love,virgin,friendship,faith,mother,hometown
大人になるにつれて失ってしまうもの。
失ってはいけない本当に大切であると気づけるもの。
取り戻せないものも多いけど、痛みを知ったからこそもう一度構築できる関係性もあるはず。

海外の人ですごく名前に拘ってることが描かれてることって少ないから新鮮だった。日本だとそれがテーマの作品もわりとあるけど。
子どもから大人へ、てんとう虫ちゃんからChristineへ。

母親がChristineを空港に送るシーン胸が千切れそうだった。
Christineから歩み寄ろうとしてるのが、すごく大人だなあと思った。
こんなに長い期間ではなくって、1日の数時間だけこういう経験あるけど、わたしから歩み寄るのは無理だったもんな。なんなら「さようなら」って捨て台詞言ってしまったよ。
それから未だにずっと蟠りあるからわたしはきっとまだlady birdのままなんだろうな。どうしたものか。
因みにわたしに郷土愛はない。

Loveとlikeって大きく違うよね。愛されるだけじゃなくって自分自身のこと好きでもいて欲しかったんだろうな。興味をもって注意深く観察して欲しいしそのままを受け入れて欲しい。
いい先生に出会えるかどうかって結構重要かもしれない。先生じゃなくても多感な時期に色々気付かせてくれる存在。

まあ心配しなくてもこの子はうまく生きていけるよね。目的に対して取るべき行動の計画が立てられてかつ実行力もあるもの。

Kyleみたいなのがモテちゃうの分かるなあ〜勉強勉強
Seira

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