レディ・バードの作品情報・感想・評価

レディ・バード2017年製作の映画)

Lady Bird

上映日:2018年06月01日

製作国:

上映時間:93分

3.9

あらすじ

「レディ・バード」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

 田舎から都会に上京した人(特に親に反対されながら)、もしくはそういう家族をもつ人には特にたまらない映画かも。

 思春期から大人に向かう少女の日常を、少女のまわりの人も含めていきいきと描いた傑作!
 主演の女優とその母親がすばらしい、調べてみたら「ブルックリン」の主演女優シアーシャ・ローナンが主演なんですね。
 こちらも人生の逆転をねらってアイルランドからニューヨークに単独で渡る女性の物語。母親との確執の描かれ方も似ていて、あわせてぜひみてほしい。

 とにかく、親に愛されてない、こんなところ(実家、故郷)出てやる!と思春期を拗らせていた全ての人にみてほしい。

 クリスティンは、めっちゃキリスト信者っぽい自分の名前が大嫌い、カトリックの価値観も嫌い。だから自分で「レディバード」という名前をつけて、まわりにもそう呼べと強制する

えーと、レディバードってクールな名前なんだろうか(笑)この辺が彼女の残念なとこです。

生活しているサクラメントも、西海岸も大嫌い。ニューヨークにいけば、おされで文化的な生活ができると信じてる。経済的な理由と心配性から、娘を西海岸、地元の大学に通わせたい母親とは激しく衝突する
 そのくせ大好きな曲はヒットチャートのトップ曲(つまりサブカル好きからするとダサい)
 
お母さん、私のことなんて嫌いなんだ

実はレディバードの母親はアルコール中毒の親に育てられ、満足な愛情も教育もうけられなかった。リストラされた年上の夫の分も稼がなきゃ、と連日夜勤もこなすほど身を粉にして働いているから余裕がない。愛情を素直に表現できないところは、レディバードそっくり。つまり似た者母娘だったりするところが面白い

 サクラメントの中で、レディバードは自分の暮らすところを“スラム”という。優しいけど、鬱をわずらう父親が運転する車で毎朝学校に送ってもらうけど、ぼろいクルマがはずかしいから手前で下ろしてもらう。お父さんがそのことでどれだけ傷ついているかもしらずに。

 レディバードのとんがった言動は知らずにまわりのひとを傷つけている。本人が、そこに無自覚
優しい太っちょの親友、悪行を大目にみてくれるシスター、実はゲイだったボーイフレンドも


 レディバードは背伸びして、金持ちの友人や彼氏と付き合う。彼らとつるめば、自分も素敵になれるという思い込みが痛々しい。彼らに影で笑われているのにも気づかずに

 ラスト、レディバードは自分がこれまで忌み嫌っていたものが、どれだけいとおしいものだったのか気づきます。
というか、ニューヨークに上京してすぐ気がつくのはすごい。元来ととても素直な女の子なんでしょうね。
わたしなんて40手前になってようやく故郷のよさがわかりましたから(笑)
mayuko

mayukoの感想・評価

4.3
良かった〜〜おしゃれだしかわいいすぎ
こういう服装したい
なんでもダサいっていう、自分がイケてるとおもってるのいるよね、笑
羊

羊の感想・評価

3.8
主人公と年齢が近いから共感出来る部分が多くて、撮影も綺麗で結構楽しめました!

ただ主人公以外に興味深いキャラクターがもう一人いれば最高でした!
kana

kanaの感想・評価

3.5
うーん、普通に普通かなぁ、、笑
この年の痛々しさとかひたむきさとか馬鹿みたいなことが原動力になる感じはひしひしと感じる。
ラスト良い。明日が待ってる感じで。
べる子

べる子の感想・評価

3.5
みんな感情豊か
好きですねーこんな映画。
気分良くてパンフレット買ったけど、我にかえってすぐ本棚にしまった
免許とった時はそんな事考えなかったな

“レディーバード”
そのバックボーンにしっかり愛があるからどこまでも飛べるよ(^^)
西海岸ジュブナイルものとしては割とありがちなエピソードを網羅していて、展開に意外性は特になかった。主演女優の魅力で中二病拗らせたハイティーン女子ならではの痛々しさや愛おしさをうまく体現していたと思うが、ヒロインのキャラ設定が若い頃の自分自身や自分の母や娘との関係とは微妙に被らないものだったので、さほど感情移入すること無く淡々と見終えてしまった。むしろ個人的に、非常に自我のはっきりしたお嬢さんとの母娘関係で日々の葛藤ぶりを聞いている親しい友人のことを思い出し、親戚のおばちゃん気分でニコニコと見守ってしまった笑。
saccharin

saccharinの感想・評価

3.9
家族も友達も(何もかも)いなくなって初めてありがたみがわかるってやつですな。

みんな不幸ってとこまではいかないけど、少しずつ満たされてない感じがリアル。

こういう母と娘の関係ってメチャクチャよくあるパターンだと思うし、似てる境遇だった人は染みる映画だと思う(母娘両方の立場から)

母親も娘も全然悪人じゃないし、
寧ろ凄い頑張ってる。
パパも言ってたけど、ただ単にちょっと我が強いだけ(笑)
こういう関係は一回こじれちゃうと中々修復が難しいよね、、
でもまあこの映画の二人はなんだかんだで大丈夫だと思います。

ラスト10分辺りの主人公が大人に成長していく感じが凄い良かった👍
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