レディ・バードの作品情報・感想・評価

レディ・バード2017年製作の映画)

Lady Bird

上映日:2018年06月01日

製作国:

上映時間:93分

3.9

あらすじ

「レディ・バード」に投稿された感想・評価

Yutaimai

Yutaimaiの感想・評価

3.7
2002年のカルフォルニア、サクラメントという田舎町が舞台。退屈な地元からアメリカ東部のイケてる大学を目指す女子高生の主人公と、家の為に精神科の看護婦として夜勤もこなすオーバーワーク気味な母との浮き沈む関係性が見どころ。個人的なハイライトは最後の終わり方。
好きになった彼氏がゲイだった、見栄でクラスのトップ女子に嘘を付いた高級住宅街に住んでいるって、タバコを吸ってみるのも良いかもしれない、初めての相手にセックスの後嘘を付かれていた事が分かった。だけど、なんとかなる。というかなったらなったで水に流す。辛くなったら友達と会って風通しのいいおしゃべりをする。
主人公が着ている少しレトロなデザインの服が素敵だ。話のところどころにユーモアが溢れている。所々に重い話の要素が入るが分かりやすくぱっと終わらせる。
見終わって、脚本を書いたのは絶対に女性だなと確信した。調べてみると、女優としても活躍するグレタガーヴィグが監督。グレタガーヴィグは、映画の舞台でもあるカルフォルニアのサクラメント出身だった。しかも、カトリック系の高校を通っていたとのこと。
 複雑で、ねじ曲がったような主人公の性格。素直に人の腕にすがりついて助けを乞えばいいのに、ぶつかるふりをして支えを得ながら、よたよたと何とか歩けてる感じ。当然相手には嫌がられる。
 こんな風に不器用にしか生きられない人って、もちろん本人の性質もあると思うけど、複雑な家庭で育ったのも、一つの要因だったりするのかもしれない。
 主人公は、常に、母の批判的な目に晒されている。それが愛情から来るものだと、ゴミ箱に捨てられた手紙のシーンで示されているけれど、でも、そんなの大人の勝手で、子どもにとっては知ったこっちゃ無い。分かりにくい「愛情」という大人の心の機微を、理解できるころには、もう取り戻せない何かが、ずっと満たされないままの大人になってしまうのだろう。
 最後に、主人公が母へ電話をするシーンは、主人公の成長がよくあらわれていると思うけれど。若くして母を許してしまうほど老成してしまったようにも見えて、感動的であると同時に、すごく切ないシーンだった。
 伝わらなければ、その裏にどんなに愛があろうと、それは愛ではないと、個人的には思う。わかりやすく、相手に伝わるように精一杯考えながら、言葉にしていけるような、そんな大人でありたいと思った。
 そんな痛みを教えられた映画だった。
 大人のツンデレはダメだね。
 
かなり好き
こうやって人は成長いくんだよね
ナナ

ナナの感想・評価

3.5
ティモシーシャラメ...
田舎の高校生でもアメリカの高校生でもないから実体験の高校生活とは少し違うし、レディバードはわたしよりアグレッシブな高校生だった
何処か自分にとってはムカつく要素を持ち合わせているのだけれど
ムカついているのは自分の中のレディバードの部分なんだろう

小規模の予算のアメリカ映画の母娘話好きなのだけどこれも家族間の相手への表現の仕方が異なるのに共感してしてしまう部分があって、それと
感情表現が豊かなアメリカ人の家族観てると羨ましく見えてしまう

それと、これもティーンが主役のアメリカ映画観ると思うことなんだけど、自立がしやすいシステムだなんてと思う
本人が未熟であれ自立しなくちゃいけない環境だと強くなっていくのかな
めるる

めるるの感想・評価

3.7
2019年鑑賞39作目
レディバードのファッションが可愛かった!
思いのほか単調で少し退屈した。
けど、そこに彼女の輝かしかった日常があったのだ、と見終わる頃に気がつく。
離れたからこそわかる大切さ。春に観るとセンチメンタルになる。
Kanako

Kanakoの感想・評価

3.2
ひとの温もりを感じられる映画。高校生の日常風景を上手に再現できていると思いました。場面の端々にみられるセリフの言い回しが素敵だったりしたのも良かったです。
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