TOMMY

8UPPERS FEATURE MUSIC FILMのTOMMYのレビュー・感想・評価

8UPPERS FEATURE MUSIC FILM(2010年製作の映画)
3.5
表向きはザ・エイトというバーで働きながら「8UPPERS」として依頼を受け、他人の弱みに付け込んで悪事を働く輩たちを闇の世界に葬る男たちがいた。そんな彼らの元に、ひとつの依頼が舞い込む。待ち合わせ場所に放置された段ボールの中には、まだ喋る事も出来ない位小さな赤ちゃんが入っていた……。かくして、自分勝手に生きて来た男達と赤ちゃんの奇妙な共同生活が始まる。

「 抵抗してきた場合は、容赦する必要なしや 」

またまた親の影響で関ジャニ強化期間。これは完全に彼らのファン向けの映画だったので全く期待していなかった。最初は横目で観ていたのだが……あれこれ面白くない?となって見入ってしまった。正直、ワイルド7より全然面白かった。どうしよう。関ジャニってこんなにすごいアイドルだったの?と何だかびっくりしてしまう。
演技のレベルは、とてもハイレベルとは言えないものの、全員きちんと出来ていた。ドラマや映画の機会が多い錦戸、大倉を筆頭に、最近そういう方面にも出演し始めた丸山、渋谷が全体のレベルを上げている。全員関西弁で自然に演技をしているせいなのかもしれない。ただ横山、村上はどこか棒読み感が残っていてそこがちょっと笑ってしまうところ。短い時間の中、キャラ立ちもしっかりしていて飽きさせない。エイトとの触れ合いのほのぼのした様子と、敵と戦う緊張したシーンとのメリハリがしっかりしている。丸山の駐車場でのアクションが個人的に好きで、にこにこエイトに話しかけていた彼と戦闘中の彼が同一人物なのか疑いたくなるほど顔が違う。
渋谷はこの後主演映画の話が来たのだと思うが、納得のいく演技力だった。歌が得意なイメージはあったが、才能がある人はこうも器用にやってのけるのか。

「 人って変われんのかな 」

正直、ふざけた映画やら、彼らの代表作であるエイトレンジャーなんかよりよっぽど面白かったので、こちらを前面に押し出せばよかったのにとさえ思った。もしこのDVDをどこかで見かけたら、下手な邦画を借りるよりよっぽどマシなので観て欲しい。